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スマートハウスとかHEMSとか

表題はここ数年の私のお仕事。

とはいえ、私は家電メーカーの人でもハウスメーカーの人でも電力の人でもない。似たような立ち位置の人に自動車メーカーとかその周辺メーカーの人が居るかな。

そんな中で見てきたことを少しここに書こうかなと思う。

最初にこのテーマで仕事を始めたときは3.11以前で、今は状況はいろいろ変わっている。

エネルギーマネージメントの必要性の大義名分は「温暖化対策の為に省エネをさらに進めましょう」だったと思う3.11以前、特に日本は。海外では実際にエネルギー不足からその必要性が言われてたんだけど日本では違った。

温暖化って実際どうなの?という議論はここではおいておいて、だんだんといわゆる白物家電機器が売れなくなってきて、高機能に家電は進化してもそれでも売れなくて、ならばと温暖化対策というキーワードを逆手にとって新たな価値観として浸透させ、その価値観に基づいた製品を投入しようぜ官民一体でという、そんな感じ。

いわばLOHASみたいなのと同じような感じかな。メーカーがごり押ししたいLOHAS的な物がHEMSに相当するというか。

関わるエンジニアにとっても魅力的ではあるんですよねこういうの。僕の見た範囲で言えば、ちょっと前にいわゆる家電に近いメーカーの人が「ユビキタス!」って騒いでたけど不発で終わって、そこに居た人たちがどっと流れて来た感じだった。

ただね、ちょっと印象としては「腕に覚えのある一昔前の情報通信のハードウェアエンジニアがどっと来てどんちゃんさわぎ、電力屋さんがそこに呑め呑めってエネルギー注いでて、ソフト屋さんは屋外で呑みながらぼやいてる」感じで、どっちかというとソフト屋さん(といってもソフト屋さんとして関わってるわけじゃない)の僕は「なんだかなぁ・・」って見てた。

温暖化どうのこうのなんて飾りなんですよね、それで仕事ができて酒が飲めればそれでいいと。

3.11以降は変わって、現実の電力不足に対応する手段として、本来の目標として考えられる状況になった・・が僕が見た範囲では関わる人たちの自分の立ち位置に変化はなくて、回りの世界がぐるっと回った感じだと思う。

ちょっと皮肉って言えばそう回してしまっちゃえ、回しましたと言っちゃえ、最初からそう思ってたと言っちゃえという感じだと思う。

発想としては、地デジ化と似てるんですよね、需要創出。それはそれでまぁいいとは個人的には思ってるんですよ。価値観を少し変えながら物の有り様を変えて経済を回しましょうってのは。でも、なんだかなぁ・・・大局的に見たら間違ってるような気がしつつ。

ちょっと話は変わって米国なんかでエネルギーマネージメントシステム、EMS全般に関わってる人は多くは広い意味でソフト屋さんだと思う(そんなに深く知ってるわけじゃないのだけど)。エネルギー資産のマネージメントをしなくちゃいけない人がソフト屋さんと一緒に、もしくは自らソフト屋さんとして進めてる感じ。

エネルギーや雇用を含めて社会的な枠組みの有り様から考えて、リーズナブルなソフトウェア設計を行って機器は後からついて来いって感じ。ソフトウェアといっても幅は広くて、エネルギーマネージメントというソフトウェアの発想という意味であったり、情報通信マネージメント、プロトコルだったり。

それらも大学や研究機関ですでにそんな世界観を想定して取り組んでいる人が居て、新たに設計するというよりはそれらを導入して発展させていくという感じ。既に考えてました、みたいな土壌があるんだよね。当初は論文見て「当たり前といえば当たり前なアホな研究してるよなナショナルラボラトリも」と思ってた様な事が、いいソフト屋さんときっと出会ったんだろうね、高度に進化してたりして。

ちょっと米国の偉い人の講演聞いてても思うのだけど、日本のアプローチとだいぶ違う。日本的な考え方はまずハードウェアありきでソフトウェアは外注するもの。「外注しちゃったらいいじゃん」みたいな。米国はラボでまず重々考えてますねん、ハードウェアなんて後から追い付いてくるから買ったらええねん、みたいな違いというかなんというか。ヒエラルキーの順序が違う。

・・・今日はこのくらいにしておきます、ちょっと自分の考えをまとめるための覚書として。

テーマ : 節電&エコなスタイル
ジャンル : ライフ

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