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欠陥住宅について語るか その20

さて、3回の調停を経てようやく我が家の修理が開始することになりました。既に7月・・問題発覚が1月、既に半年経過でようやく開始。

結露が原因で天井から水が大量に落ちてきた、これは天井部の断熱不足、天井と屋根の間の空間にある空気の逃げ道がないと想定され、調停と実地検証にてある程度確認できた。

さらに問題のあった部屋のみではなく、2階天井部の全体にわたって同様の問題の発生が確認された。また天井部だけではなくて壁面にも一部水の浸入が認められた。

ということで、主たる修理ポイントは、

・屋根部分の断熱材を、従来使ってたグラスウールから(材質は忘れたんだけど)高機能な断熱ボードへ前面変更
・屋根の頂上部へ換気棟を2つ設置
・屋根部と壁面との隙間に(設計上は開いているはずの)空気の通り道がなかったので、これを設置
・壁面については計器にて測定して含有水分量が規定値以上のものについては交換

ってなかんじ。

・・要はとにかく諸悪の根源は天井裏換気がぜんぜんできてないのでその根本的な設計見直しと修理に加え、問題が起きてしまった箇所の材料全面入れ替えでの作り直し。

修理は調停での実地調査を担当したT工務店がそのまま担当し、また以前に建築士協会から本来は公的な立場で派遣されてきたN建築士が修理図面を引いて監修。私のほうがコンサルをお願いしているI建築士と相談しながら進めていく、とまぁ理想的な形にはなった。

修理費用については、「販売業者(販売主)」「設計事務所」「施工業者」間にて調停にて争って最終決定するが、まずは販売業者が費用負担を行って進めていく・・と。

さて、修理中は頻繁に現場に見に行くようにし、また私が行けないときはコンサルのIさんに来てもらうなど、細かくチェックをしながら進めていきました。

屋根や壁面などをばらしながら確認をいろいろ進めていくんだけど、もう次から次へと問題が発覚してくる。

まず最初に発覚したのは、屋根の部材を止めるボルトがかなり緩んでた。手で回せるくらいにね。風が吹いたら屋根がとんじゃうぜ。

わりと基本的なところだと思うんだけど、もうこんなところからだめダメダメ。

また、元々入っていた天井部の断熱材であるグラスウールのパックが、本来は壁面用の物で天井用のものではないということが発覚。これはメーカー推奨の使い方が壁面用ということで使ってはいけないというわけではないらしいのだけど、いい印象は受けないよなぁ。

結局材料けちっっちゃってる。

ところで、私の家の屋根は、最近はどこの家でも大概そうらしいのだけどガリバニウム鋼板という素材の一種の軽量鉄板製品。これの取り付け方がむちゃくちゃだったらしい。

簡単にいうと雨の進入などを防ぐために、屋根鋼板を取り付けるときにベースとなる屋根板に垂直に釘を打ち付けるということはしなくて、鋼板の端面が釘の打ちつけように垂直に立っているので、そこに釘を打って次の鋼板を重ねていくということをしていくらしい。

すなわち現代版の瓦のごとく板を重ねながら端面の垂直部に釘を主面に対して横向きに打って作っていくわけだけど、これがモロに鋼板主面に垂直に釘が打ち付けてあって、そこをシール材で固めてたらしい。

「現状ではここで問題が起きてはいないけど、素人の仕事やなぁ、これは数年ももたへんで」と修理の業者さんは言ってましたとさ。まぁなんちゅうか「釘でとめりゃいいんだろとめりゃ」って作り方。

細かいところでいうと釘の打ちつけなども少し上向きに打ち付けていくのが「プロの仕事としての細かい配慮」なのだとか。これも水の進入を防ぐためにね。各部の釘の打ち方もでたらめだったそうな。

また、ガリバニウム鋼板を載せる屋根のベース等々、使っている木材の規格が工業規格の「JIS」ではなく「JAS」であることも判明。JASって食品だけの規格じゃないのね。

別にJAS規格だから悪いと言う事ではないのだけど、この手の建築用材料については工業規格である「JIS」を満たすようにしていくほうが、材質的にいいということのようだ。そりゃそうだろうな。まぁ材料けちってつくってたってことだ。これも外壁を含めてJIS規格を満たすものに変えていくことになった。

ところで、いつの段階でか忘れたんだけど、私の家を設計した、設計事務所の兄ちゃんに聞いたんだよねぇ。

「こういう家を建てるということについて、根本的な監督責任というのは誰が持つの?」と。

そのとき兄ちゃんはこう答えましたとさ。

「本来は設計事務所です、しかし実態として"名前貸し"というのが普通で、我々も名前を貸してるんで歯に物がつまったような言い方しかできないんですわ」とね。

今年になって「名前貸し」うんぬんってのを耐震強度偽装の話でなんか聞いたような気がするなぁ・・まぁこの話を聞いたときは、よくある業界の実情って奴のひとつか・・なんて思いましたけどね。

ってことで今回のエントリーは終わりとしまひょ。

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